『さがす・つくる・まもる』
ライフステージ有限会社
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市内の小学校5年生または6年生を対象とした30分間回泳は、小学校体育連合の主催により実施されており、30分間泳ぎ切るという課題に挑戦することで、万が一水の事故に遭遇しても、慌てずに対応する適応力を養うとともに、精神的なたくましさを培うことにもつながると考えられているそうです。
始まりは、1966年(昭和41年)。遠州灘をはじめ、多くの河川に囲まれた土地で育つ浜松市の児童に、水と触れ合う機会を増やし、万が一の水難事故から身を守る泳力と自信をつけさせたいため。また、30分間を泳ぎ抜くという強い気力を育てるとともに、様々な泳法を組み合わせて泳ぐことを通して、技能と泳力の向上を図りたい、という目的から始まりまったそうです。
基本は、とにかく足をつかずに、壁にふれずに泳ぎ続けることです。
クロール、平泳ぎ、背泳ぎを中心とした3泳法で、泳げれば望ましいとされていますが、必ずしもこれに当てはまらなくても大丈夫です。泳ぎに自信がある児童は、プールの内側を泳ぎ、泳ぎに自信のない児童はプールサイドの近くを泳ぐ。わざと深く潜って泳がない。周りを泳いでいる人の迷惑になるような泳ぎをしない。など、安全面に特に留意したルールがあります。小学5、6年生がいるご家庭では、今まさに30分間回泳の時期をを迎えるころではないでしょうか。