ライフステージ有限会社
子どもの三大夏風邪!!
お子さんを中心に増える感染症『手足口病』『ヘルパンギーナ』『咽頭結膜熱』は、6月~8月に流行し“子どもの三大夏風邪”と呼ばれたりもします。どんな症状?感染症対策などについて調べてみました。
手足口病
原因になるウイルスが数種類あるため何度もかかる可能性があり、特に5歳未満の子供がかかる感染症。潜伏期間は3~6日、口の中・手のひら・足の裏に水泡性の発疹、発熱し特効薬がないため鎮痛薬で痛みを和らげます。くしゃみなどの飛沫感染、おもちゃなどの貸し借りなどで感染する接触感染が主な経路。2~4週間程ウイルスが排出されるため、手洗いやウイルスが付着している消毒が重要です。感染してしまったら、のどごしの良い冷たい飲み物(麦茶や牛乳など)、かまずに飲み込める食べ物(ゼリーやプリン、豆腐など)がおすすめです。
ヘルパンギーナ
6月から初夏に流行し乳幼児に多い夏風邪の代表的な感染症。潜伏期間は3~6日、39℃以上の熱が続きのどの腫れや小さな水泡ができ、特効薬がないため鎮痛薬で解熱・痛みを和らげます。くしゃみなどの飛沫感染、おもちゃなどの貸し借りなどで感染する接触感染があります。2~4週間程ウイルスが排出されるため、手洗いやウイルスが付着している消毒が重要です。感染してしまったら、のどごしの良い冷たい飲み物(麦茶や牛乳など)、かまずに飲み込める食べ物(ゼリーやプリン、豆腐など)がおすすめです。のどの痛みが強く水分を受け付けず脱水症状を起こすこともあるためこまめに水分補給をおこなうと良いでしょう。
咽頭結膜熱
アデノウイルスによるウイルス性感染症で、プール熱と呼ばれていた感染症。潜伏期間は2~14日、のどの痛み・目の充血・39℃前後の高熱が続き、アデノウイルスには特効薬がないため鎮痛薬など使用します。咳やくしゃみなどの飛沫感染、同じ物を使用し感染する接触感染があります。特に便からは長い期間ウイルスが排出されるため、おむつ交換後石鹸での手洗いは重要です。感染してしまったら、のどごしの良い冷たい飲み物(麦茶や牛乳など)、かまずに飲み込める食べ物(ゼリーやプリン、豆腐など)がおすすめです。
関連した記事を読む
- 2024/11/22
- 2024/11/21
- 2024/11/19
- 2024/11/18