夏に流行する感染症は？

これからの時期に流行する感染症は何があるのか、調べてみました！

■手足口病■

ウイルスの感染により口の中や手足に水泡性の発疹が出る感染症、主に小さい子供がかかるといわれていますが、まれに大人にも感染します。

～症状～
潜伏期間はおよそ３～６日。足の裏や手のひらに水泡性の発疹がでて、発熱する場合もあります。口の中にも水泡ができ、酷い場合には飲食ができなくなることもあります。

～感染経路～
飛沫感染・・・くしゃみなどの飛沫によって感染する
接触感染・・・ウイルスがついた物を手で触れる事によって感染する

～対処法～
手足口病の薬は特にありません。口の中の水泡が酷い場合は、冷たい飲み物（麦茶や冷たいスープなど）、食べ物は刺激の少ない豆腐やゼリーなどもおすすめです。

■咽頭結膜熱■

アデノウイルスが原因で発熱などが起こり、別名プール熱とも呼ばれています。

～症状～
潜伏期間は２～１４日。高熱やのどの痛みなどがおこり、目の充血などが起こる

～感染経路～
飛沫感染・・・咳・くしゃみなどの飛沫によって感染する

～対処法～
発熱はよく冷やし、高熱の場合は解熱剤の使用も可能です。目ヤニなどが酷い時は点眼薬の使用を。のどの痛みが強い時は刺激物はさけ、脱水にならないよう水分をしっかりとることをおすすめします。