『さがす・つくる・まもる』
ライフステージ有限会社
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~姫様道中とは~
大名行列・八代将軍の母・浄円院や篤姫様も通ったといわれる【姫街道】の故事にちなんで、当時の絢爛豪華な姫様の道中行列を再現した伝統行事が姫様道中です。
姫街道は、東海道と共に、見付宿から御油宿までを結ぶ街道で、東海道の脇街道として、多くの大名や姫様が通ったと言われています。正式名称は「本坂通」。江戸末期頃「姫街道」と呼ばれるようになりました。
永い歴史のある姫様道中ですが、難所の多い姫街道をなぜ利用したのか、ということは諸説ありますが、
●東海道の【新居の関所】の取り締まりが厳しかった
●東海道の今切は船を使うため、
・全員が船で渡るには費用が掛かる
・雨が降ると船宿で何日も待たなければならない
・女性には船旅は怖いと思われていた
●(いまぎれ)という名称が離縁や別離を連想させるとして好まれなかったといった説があります。
江戸時代、1587(天正15)年に、気賀の街は街道の宿と定められ、1601(慶長6)年、徳川家康により、通行者を監視するため、特に鉄砲の江戸への持ち込み、諸大名の妻女が江戸から出ることを監視するために気賀関所が創設されたと言われています。
気賀宿の入口だった、現在の気賀四つ角付近には、現在も気賀関所の屋根の一部(※浜松市指定文化財)が残っています。
明日は、荒れ模様の天気も回復する予報のなので、お時間のある方は是非お出掛けになってはいかがでしょうか。