その応急処置の仕方、間違っていませんか？

絆創膏「キズパワーパッド」を販売しているジョンソン・エンド・ジョンソンからキズケアに関する応急処置の一覧表が作成されたそうです。
昔からのうわさ話やネット上で広まる情報と比べ、適切な正しい知識をアップデートできるようにとのことです。

昔・・・消毒後、赤チンを塗りガーゼを貼るか何も貼らずに乾燥させ、かさぶたを作
　　　　り治す　　　　　　

現在・・・ほとんどの場合消毒は不要、水道水で洗い「湿潤療法」タイプの絆創膏を貼　　
　　　　　ることが鉄則！！
　　　　　肌色タイプの絆創膏は傷の保護をするものです。早く治したい場合には治癒　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　タイプの絆創膏を選ぶことが重要です。

《湿潤療法絆創膏が適しているキズ》
・きれいな切りきず（紙で指を切る）
・軽いやけど（皮膚が赤くなっている程度の水泡のないもの）
・靴ずれ

昔・・・ティッシュを鼻に詰め、上を向いて頭の後ろを叩く。

現在・・・下を向くのが正解！！小鼻をつまみ下を向き、目と目の間のおでこを冷やす。

＊上を向くと血が流れ込み気道をふざいでしまうことも・・・横になる時は顔を下向きにしましょう

昔・・・噛まれた箇所に×印をつける。ハチ刺されは尿をかける。

現在・・・触るのはＮＧ、洗って薬を塗る。石鹸などで洗い冷やすと痒みが軽くなりま
　　　　　す。ハチの毒はアンモニアで中和できません。

＊大人より子供の方が症状が強く出て、長引きやすい特徴があります。かくことによって化膿することもあるため、触らず薬を塗ることが重要です。

昔・・・アロエを塗る。

現在・・・すぐに流水で２０分を目安に冷やす。赤くなる程度のやけどは湿潤療法
　　　　　絆創膏を貼る。

＊顔や頭の場合、濡れたタオル・タオルで巻いた保冷剤で冷やす。子供の場合、冷やし続けると体温低下を起こしやすいため、クーリングは１５分以内と注意が必要です。




上記以外にも、たくさんの正しい応急処置の知識がありました。
間違った処置をする事により、治りを長びかせてしまったり酷くさせてしまっていたのか・・と。
私にも小さい子供がいるため、いざという時正しい知識は大切だと改めて思いました。